自分の理想とするビジネスに挑戦したい経営者にとって、資金調達は重要な課題です。そのような熱意のある経営者と、それを支える投資家を結びつけるためのマッチングサービスとしてFounderの人気が高まっています。
この記事では、Founderの概要やメリットや具体的な口コミなどを紹介し、資金調達を成功させるためのポイントについても解説します。
最後まで読むことで、資金調達を受けるまでの具体的な流れがわかるようになっているので、ぜひご一読ください。
Founder(ファウンダー)とは?

Founder(ファウンダー)とは、2017年8月に登場した起業家や経営者を対象とした、日本最大規模のマッチングサイトです。
Founderは、資金調達が必要な起業家と企業を成長させて市場価値が高まることをサポートしたい投資家同士を効果的にマッチングするプラットフォームとして注目を浴びています。
Founderでは、起業家は自分自身やビジネスの詳細な事業計画を投稿できます。その投稿に興味を持った投資家が起業家とマッチングすることで、具体的な商談に繋げられます。
なお、Founderには他のサービスにはないさまざまな特徴があります。主なものは以下の通りです。
特徴1:使いやすく、信頼性が高い
Founderの評判が良い理由は、その利便性と信頼度の高い実績によるものです。
Founderのサービス内では実際に、何百万円もの資金を調達し、事業を成功に導いた起業家たちの成功例も見ることができ、サービスの信頼性を認識できます。
特徴2:他の経営者の成功例から学べる
Founderのサイト内に掲載されている成功例を参考にすることで、自分のビジネスや資金調達の方針を決めることもできます。
「こういうポイントをアピールできればいいのか!」
「事業計画はこう書くとわかりやすいのか!」
など、先人の情報も取り入れることで、資金調達の確度を高める方策を練れるのもメリットです。
特徴3:近年、サービス性が改善されている
Founderは本人確認を導入するなどの取り組みを通じて、ユーザー間の信頼性を向上させています。また、メッセージの送信を有料会員に限定するなどで、悪質な利用者を排除し、安心してコミュニケーションをとる環境が整備されています。
このようにFounderは、起業家・経営者や投資家にとって、効果的なビジネスマッチングを提供するプラットフォームとして、多くのユーザーに支持されています。
起業家の資金調達や自身の事業拡大を検討する経営者にとって、Founderが提供する手段が成功への一歩を踏み出す鍵となることでしょう。
Founderは怪しいの?
以前の口コミや評判には不安があったものの、近年の改善策により安心して利用できる仕組みが整備されています。
これは、以前ユーザーから寄せられていた低評価の口コミや評判に対して、運営会社であるファウンダー株式会社が積極的に対策を講じた結果です。
ここでは、「Founderは怪しいのか?」という疑問に対して回答し、その理由について説明します。
【結論】以前よりサービスが改善されており、怪しくない!
Founderは、さまざまな対策の成果により、ユーザー数No.1のマッチングサイトとして成長しています。約33,000人以上の経営者と約6,200人以上の投資家が登録しており、経営者・投資家ともにNo.1の登録数となっています。(2023年12月現在)
さらに、公式サイトには多くの成功事例やインタビュー記事も掲載されており、Founderが安心して使えるサービスであることを示しています。
理由1:本人確認の導入
Founderのサービス性向上の一つとしては、導入されている「本人確認」が挙げられます。
本人確認ができたユーザーは、プロフィールに「本人確認済み」と表示されるシステムです。このことで、他のユーザーにとって信頼性の高い相手として認識され、信頼性の高さをアピールできます。
本人確認は運営会社のファウンダー株式会社が手作業で行っているため、偽造がやりにくいシステムとなっています。
理由2:メッセージの有料化
Founderのサービス性向上の方策としては、「全メッセージの有料化」が挙げられます。
これによって、無料でメッセージを送りつける悪質なユーザーによるトラブルが減り、真剣なビジネス交流が促進されました。
Founderの口コミや評判
Founderは、近年の対策により、信頼性と利便性が向上しています。
しかし、実際の利用者からはどのように感じているのでしょうか。ここからは、Founderに対する良い評判や悪い評判について、利用者の実際の声をもとに解説します。
良い評判1:効率的に資金調達できる
実際の評判やクチコミなどから、Founderは「効率的な資金調達が可能」ということが良い点として挙げられています。
「エンジェル投資家とは数回の面談で資金調達が決定したところが、驚いた点でもありました。」 引用元:「Founderを利用して200万円の資金調達に成功!VR制作事業で日本のエンタメを世界へ発信していく」 vLab株式会社 代表取締役 高品 良氏(https://found-er.com/cases/2/) |
この評判にあるように、Founderは資金調達までに必要な時間や手間がかからないということが経営者にとって喜ばしいことのようです。
他の方法で資金調達しようと考えると、投資家との繋がりを作るところからはじめることになり、期間や手間は比較にならないほどかかるでしょう。
そのため、Founderを利用することでそういった手間を減らしビジネスに専念できたことが、良い評判に繋がっています。
良い評判2:短時間で資金調達できる
他にもFounderの良い評判として、「スピーディーで効率的な資金調達が可能」ということが挙げられます。具体的には、以下のようにインタビューで利用者が答えていることから、その評判が伺えます。
「ファウンダーに登録してから、実に約2週間後というスピーディーな成約となり、大変驚いています。」 引用元:「約2週間のスピードで資金調達を成功!Founderの魅力とは?」株式会社FP-MYS代表取締役社長兼CEO 工藤 崇氏(https://found-er.com/cases/1/) |
この口コミからわかるように、自分のアクションに対する反応がスピーディーに得られることがわかります。
さらに、多くの投資家が短期間でアプローチしてくれることもメリットです。多くの投資家と話せることで、ひとりに決め打ちすることなく、より適任の相手と組めるようになります。
良い評判3:成功事例が参考になる
他の良い評判として、「たくさんの情報を得られる」という点を挙げているものもあります。具体的には、以下のインタービューから、その評判が伺えます。
「頻繁に案件が更新されていくので、起業家・投資家のページは毎日見ています。」 引用元:「Founderの利用から約2ヶ月で300万円の資金調達に成功!事業計画やアプローチのポイントとは?」HAPPINESS合同会社 吉田巧氏(https://found-er.com/cases/4/) |
また、Founderの特徴として「他の経営者の成功事例から学べる」という点があります。この効果は実際の利用者には特に嬉しいサービスに感じられたようで、このような良い評判に繋がっていると考えられます。
実際、完璧だと思えるビジネスプランを作成しても、他の人から見たら荒っぽく見えてしまうこともあります。また、ビジネスプランの作り込みにも慣れやノウハウが必要です。
そこで、Founderに掲載されている成功事例から学ぶことで、資金調達の確度を挙げることが期待できます。
悪い評判1:怪しい人がまぎれている
過去の口コミには、以下のようなものがありました。
「登録内容がほぼ書かれていないにもが関わらず、出資したいなどの申し出が数件来ました」(投稿日:2021年9月2日) |
ただしこれは、本人確認やメッセージの有料プランが開始される前のものです。
現在のようにサービス性が向上する前であり、悪質なユーザーが利用していたものと予想できます。なお、怪しい申し出には毅然とした態度で望むことで、トラブルを回避するという心構えも重要です。
悪い評判2:匿名の投資家は信頼できない
また、以下のような口コミもあります。
「投資家候補を何件か見ましたが、あまり合う先はなく、また匿名のため、あまり信頼ができなそう」(投稿日:2021年7月21日) |
現在では、投資家の本人確認は必須になっています。また、匿名で登録されているユーザーとの交流は意図的に拒絶することもできるため、このような評判については、現在では無縁のものとなっています。
これらのように、悪い評判についてはその多くが、Founderのサービス改善の方策を取り入れる前であると考えられるため、今とは状況が異なっていることに注意が必要です。
また、これらの評判は利用者が明らかに怪しい人であることが明確であるため、トラブル回避が可能です。悪い評判としては上がっていますが、結果的に詐欺などの被害にあったわけではないということは冷静に判断しておきましょう。
評判からわかるFounderのメリット
口コミや評判から、Founderのメリットとして以下のような点が挙げられます。
- 資金調達までの期間が短い
- 他の経営者の事例を参考にできる
- 多くの投資家と交流できる
- 多くのメディアに取り上げられおり、信頼性が高い
ここからは、これらのメリットについて詳しく解説します。
メリット1:資金調達までの期間が短い
vLab株式会社 代表取締役の高品良氏の評判にもあるように、「資金調達までの期間が短い」という点が、Founderのメリットの一つとして挙げられます。
通常、投資家が起業家や非上場企業と出会うためには、複雑な手続きや直接の対面が必要です。
例えば、株主コミュニティに参加することで投資家との繋がりを作り、そこから自分のビジネスに投資してくれる人を探す方法などがあります。しかし、こういった方法では多くの労力と時間がかかります。
一方Founderでは、オンライン上で多くの起業家が掲載している新規事業を素早く確認し、簡単にメッセージを送れます。この迅速なやり取りが、投資家と起業家の双方にとってメリットとなり、資金調達までの期間短縮に繋がります。
メリット2:多くの投資家と交流できる
株式会社FP-MYS代表取締役社長兼CEO 工藤 崇氏の評判にもあるとおり、Founderは投資家との連絡がスピーディに取れることもメリットとして挙げられます。
自分のビジネスに迅速に反応してもらえる投資家と交流を深めたり、多くの投資家と繋がりを作っていく中で、より相性のいいビジネスパートナーに出会えることが期待できます。
また、起業家同士ともつながれるため、相性の良い業種とコラボすることも可能です。
メリット3:他の経営者の事例を参考にできる
HAPPINESS合同会社の吉田巧氏の評判にもあるように、「他の経営者の事例を参考にできる」という点も、Founderのメリットの一つとして挙げられます。
自分のビジネスがどれだけ優れたものであっても、投資家に対して魅力的にPRできていなければ必要な資金を得られません。その結果、ビジネスを成功させることが困難になります。
Founderでは、他の経営者の成功事例を参考にでき、自分のビジネスPRに取り入れることができるため、投資を受けられる確率が高まります。
メリット4:多くのメディアに取り上げられおり、信頼性が高い

Founderは「信頼できるマッチングサイト」として、国内最大級の規模を誇り、多くのユーザーがサービスに満足していることが証拠です。その信頼性は大手メディアに取り上げられた実績にも裏付けられています。
以下は、Founderが取り上げられたメディアの一例です。
- Yahoo!ニュース
- 日本経済新聞
- 東洋経済ONLINE
- PRESIDENT Online
- 現代ビジネス
- 産経ニュース
- 財経新聞
- JB PRESS
- excite
- 朝日新聞デジタル
- JIJI.com
- ニコニコニュース
ビジネス系のニュース媒体だけでなく、一般の人向けのメディアにも広く掲載されていることが特徴です。
Founderは、画期的でありながら実用的なサービスであるため、多くのメディアが紹介したくなるほどの注目度があります。多岐にわたるメディアで取り上げられ、その情報が信頼性の高さを示しています。
評判から分かるFounderの注意点
Founderは、非常に魅力的で実用的なサイトですが、利用する上ではいくつかの注意点があります。そのうちのいくつかを対処法と合わせて解説します。
連絡をくれた相手の信頼性が怪しい
Founderを利用する際は、「連絡をくれた相手の信頼性が怪しい」という場合にも注意する必要があります。ビジネスパートナーを装った詐欺などで、思わぬトラブルに巻き込まれないよう、事前に相手の素性をよく確認する必要があります。
Founderでは、本人確認がされているユーザーかどうか表示される機能があります。
怪しいと思ったら相手の個人名や会社名などをインターネットで検索してみて、正しい住所や連絡先であるかを確認しておきましょう。
住所として登録されている場所に会社が存在しなかったり、偽名を使っているような場合は、ビジネスパートナーとして信頼できない人である可能性が高いです。毅然とした態度で拒否しましょう。
自動更新の停止・解約方法がわかりにくい
Founderは「自動更新の停止・解約方法がわかりにくい」という口コミも見受けられます。
使い方については「よくあるご質問」に書かれています。どうしても分からない場合は、問い合わせフォームから直接問い合わせてみましょう。
なお、自動更新の停止は専用フォームから、解約はお問い合わせフォームから行えます。
Founderで資金調達を成功させるポイント
Founderで資金調達を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。具体的には、以下に説明する項目を確認してみましょう。
プロフィールをしっかり書く
まずは、「プロフィールをしっかりと書く」ことが重要です。ビジネスに共感して投資するかどうかを判断するには、ビジネスプランの他に、経営者としての素養を判断するためにプロフィールを閲覧することがあります。
ビジネスプランがしっかりしていても、プロフィールの情報が少なかったり、情報が古かったりした場合は信用度が下がってしまいます。誰が見ても信用してもらえるように、プロフィールの情報は充実させておくことが重要です。
本人確認を済ませておく
また、「本人確認を済ませておく」ということも重要です。
Founderは利便性向上のために本人確認機能を導入しています。ビジネスパートナーを選ぶ際は、この機能を活用して信頼できる情報にしているかどうかも一つの判断基準です。
他の候補者と比較した時に見劣りしないよう、本人確認を済ませておきましょう。
ユーザースコアを上げる
さらに、「ユーザースコアを上げる」ということも資金調達のために重要な項目です。
Founderでは、利用者ごとにユーザースコアを付与する制度があり、それによってサイトの利用状況がわかるようになっている。
より健全な取引や優れたビジネスを展開しているユーザーに対しては高いユーザースコアが表示されるようになっており、この数値から信用度を判断されることもある。
したがって、信用度を高めてより投資家に魅力的に見られるためには、Founder内のユーザースコアも意識して活動する必要があります。
Founderに関するよくある質問
ここでは、Founderの利用に関してよくある質問をご紹介します。Founderの利用について疑問がある場合は、まず「Founderに関するよくある質問」を調べてみましょう。
Q:有料会員登録をしたのにメッセージが送れない
A:有料会員登録には、入金後の支払い報告が必要です。有料プランの利用料金の入金を済ませたら、有料プランページより連絡を入れましょう。
支払い報告をしてもメッセージが送れない場合は、Founder運営側の入金確認が済んでいない可能性があります。
Founderの登録名と振り込みの名義人が異なる場合は、事前に連絡を入れておきましょう。
Q:送信済みのメッセージを削除したい
A:送信済みのメッセージを削除したい場合は、「お問い合わせフォーム」より送信先と送信日時を知らせる必要があります。そうすることで、運営により該当メッセージが削除されます。
Q:投資家と起業家が直接通話したり、会ったりしてもいいのか?
A:相手のユーザーと直接電話で話すことや会談することには何の問題もありません。むしろ直接話してみるべきでしょう。
しかし、事業内容や起業家募集内容に電話番号やスカイプIDを記載するのは禁じられています。有料会員同士がメッセージを送りあっている関係になってから、連絡先を交換する必要があります。
Q:有料会員登録料金を返して欲しい
A:Founderでは、1度支払った有料会員登録料金を返金できません。
もし反応がない理由から退会を希望する場合は、プロフィールや事業内容を工夫することで、返信率が上がる可能性があります。
また、複数の投資家にアプローチしたり、新規の投資家をチェックしてみましょう。その中にはさらに理想的な条件の投資家がいるかもしれません。
Founderでは、有効期限内にできる限り利用することをおすすめしています。
Founderで資金調達した人は多い
Founderは、「本人確認」や「メッセージの有料化」によってサービスの質が向上し、ユーザーが使いやすくなっています。その結果、以前の悪い口コミにあったような怪しいユーザーは減っており、安心して利用できるサイトとして人気が高まっています。
また、Founderは、資金調達を効率よく行いたい経営者にとって最適なマッチングサイトです。
どんなに熱意を持ってビジネスを進めようとしても、ビジネスプランに共感してくれる投資家がいなければ、必要な資金は集まりません。
Founderをうまく活用して、成功率の高いPR方法を学びつつ、多くの投資家と交流を深めながらスピード感を持って資金調達を成功させましょう。